生活をする

日々の記録

やっとられんわい

 

先日、会社で大変不愉快な事があった。

前提として、私は個人的に海外出張は一切行きたくない。

10時間近くも飛行機に乗り、上司にそれなりに気を使い

現地で通訳かつお世話し(大人なんだから何とかしろよ感も出せない)、

一切自由行動も出来ず、おまけに食事一つだって自分の食べたい物より

同行した上司&同僚にお伺いをした上など狂気の沙汰。

ちょっと有給使って後日帰りま~す!みたいな融通も利かない。

想像したダケでフラストレーションしか沸かないので

行けという指示すら出ていないのに、

「私は出張は嫌です。だってしんどそう。」と社会人として

どーかと思う理由をつけて声高に宣言している。

 

まー自分の事は良い。

だが、他の女性の同僚で自分と同じ様に海外業務に携わってる人々を

一切合切出張に行かせないのって、どうなの?

業界独特の事なんだろうが、取引相手のカンファレンス時は

最終日に接待的な感じで必ずイベント(一般客も入る)への招待がある。

取引相手がイベントの大きなスポンサーの場合が多いので

まーそれはVIP待遇でイベントが楽しめ、一般客では入れないような

場所にも入れ、個人で行った場合では経験できないような事が出来る。

このイベントは私にとっては最高にどーでも良いし、むしろ行きたくない。

室内のイベントだったらまだ良いが、時に屋外となる。

屋外時の過酷さよ・・・嫌過ぎるわ。

ただ、同僚の90%が自分の趣味に直結した業界なので

行きたくないワケが無いのだ。

な・の・に!!!!!女性は行った事がない現状よ。

 

先日、他部署に入ったばかりの男性新人は出張に行った模様。

同部署にいた、前任者だった女性は一度も、どの取引相手の

カンファレンスも行った事が無い。

何をとっても彼より優秀な彼女を行かせない理由って何だ?

あんな、まもとに英語を話せない&理解できない男連れてく必要あんのか?

仮に彼の英語力が伸びたとしても、彼女の様に先回りした働きはしないと思う。

あいつ、顔に締まりねー。ああいう顔のヤツは大概ぼんくら。

推測するに、同行の上司と同僚が女性相手だと気を遣うのが面倒だとか、

どーせ仕事を何かのタイミングで辞めるから意味が無いなどいう

前時代的かつ自身の怠慢で彼女を行かせてなかったんだと思う。

 

事実、彼女は辞めてしまった。

ただ、責任だったり役職なりを与えないから

辞める事への抵抗に成り得ないと考えられないんだろうか?

責任(責任が発生すると給料も上がる)は与えず、仕事による負荷だけ与え

身勝手に優秀な女性を使い捨てするような社風が反吐が出る。

恐らく私が指摘したとして、彼らは自分達が何をしてるか理解できない。

ジェンダー意識が昭和で止まった人々ばかりなのだ。

彼らは女性に対して優しいが、対等な同僚という考えは余りない。

結婚前の腰掛ぐらいで働いてくれたら良いから意識なのだ。

だが現実として彼女たちがしている業務は簡単な事ではないし。

連中が体感してる以上の働きをしているのを、

女性だから(男以上に働けるハズがない。男以上に優れているワケがない)

というバイアスで現実が見えてないのだ。

 

働きやすい会社ではあるが、やる気は出ない。

自分は最初から適当に働いて、適度な給料を目的なので構わないが

我がインナー田島が今日も憤りを感じている。

この会社はかわらないし、日本社会の縮図だと思っている。