生活をする

日々の記録

なるほど納得。

 

自分の母は子供に一切のキャラ物の衣服・靴を買い与えてくれなかった。

下着やちょっとした小物であれば辛うじて与えてくれたが

兎に角、身に着ける物は基本デパートでの購入品で、

子供にとったら一切テンションの上がらないお上品な衣服だった。

今となっては痛い程に気持ちは分かる。

あんなの五月蠅い子供が着用してウロチョロしてたら視覚的にも五月蠅い。

ポリ100%みたいな素材で意味のわからないグラフィックと

デザイン性のかけらも無いキャラによる無秩序な世界観。

視界に入るダケで正直寒気がする。

ただ、子供の趣味趣向というのは基本的に悪趣味でカオス。

子供にはデザインの良さよりも、ああいったカオスが最高なのだ。

自分もブリスターパックに入った最近じゃ目にしない

おまけ付きのビニール製のミンキーモモの靴が欲しかった。

泣いて欲しいとお願いしても絶対に母は買ってくれなかった。

ファンキーなクリーミーまみの紫色のTシャツも頑として買ってくれなかった。

比較的に裕福だったので金銭的な理由ではなく、ただ母が嫌だったダケ。

子供の気持ちよりも自分の気持ちを優先する人なので当然の流れではある。

 

そんな母が突然誰も欲してないのにヒーローパジャマを子に買ってきた。

我が家、基本テレビは英語の物しか見せてないので

戦隊物やらヒーロー物は子にとって身近な存在ではない。

そして一度たりとも、キャラ物欲しい!と強請った事もない。

なんせ身近に無いので存在を知らないのだ!その方が面倒がないのに!

おねだり攻防の労力。お互いの落とし所を両者間納得で探さないといけない。

全部言う事聞くのが一番楽だが、そんなんで人生暮れない!それが躾。

 

なのに母がしたり顔で、

「子供はこういうの好きなんだから!買ってあげないと!」

どの口が言うのかマジで糞ババアをぶん殴ってやりたい。

アイツに何か子育ての事を言われるのが一番腹が立つ。

てめーがしてこなかった事を講釈垂れて何様気分なんだ。

結局の所、孫の事など所詮は他人事が見え隠れする。

子には良いばーさんをやっているので付き合いをしてるが

深層心理で母や亡くなった父の事は合わない人間だと思っている。

 

地獄のようなパジャパに子はご満悦。

グラフィックの戦隊が何かも知らないのにテンション爆上げ。

最近のキャラ物すごいね、蓄電仕様で暗闇の中でも光ってる。

明かりの中でも無秩序なグラフィックでの攻撃、

暗闇の中でも蓄電光彩で目を潰しにきやがる。

 

これ、お外でも着たい!!!

と、子が言いだした時は本気でOMF***Gとなった。

いや、それはパジャマだから!そしてマミーは嫌だ!!

と言っていたら主人から横やり。

「子供はみんな糞みたいなセンスなんだよ、そしてそういうのが好きなんだ。

その気持ちを踏みにじったら自分に返ってくるよ!

今、君がマム(わたし母)に意地悪なのは子供の頃に彼女が君の気持ちを

色々と踏みにじって嫌な記憶があるからだよ!

子が大きくなった時に君がマム(わたし母)にしてるよーな

酷い仕打ちをされたく無いなら子を尊重するべきだ!

子供時代の親からの楽しい記憶が将来両親に優しく出来るんだよ!!」

 

おぉぉぉぉ、なんか久しぶりに主人のお言葉で目から鱗

珍しく納得できた。いやーほんと久しぶり。基本主人は寝言まみれ。

とは言え、あの地獄パジャマを着た子と外には出かけれらん!

本当に視界に入るだけで悪寒がする!!

 

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