自己肯定の塊
とにもかくにも子は自己肯定が高い。
両親からフルスロットルの愛情とアテンション。
毎日、毎日、生まれてきてくれたありがとう!マジ最高~
とキスの嵐を浴びせられ、己の存在自体がこの世の原理とさえ思っている感。
何処に行っても、「まぁーーーー可愛い!!!」と称賛の嵐。
ハーフの特権。無条件で可愛いと言われてしまうシステム。
兎に角、誰も子を否定などしないので異常に自己肯定が高い。
良き事だ。
同級生に意図的に意地悪されていても全く気にしない。
自分のしたい事が出来れば良いっぽい。
自分自身で育てる自己肯定は年齢がある程度いかないと出来ないが
子は無意識の内に既に備わってる様で母感無量。
色々なしょーもない事に心が振り回され無いので幸せそー。
振り回され乗り越える事に意味があるのかもしれないが、
標準装備でグラグラしないならソレに越したことは無い。
自分の両親は無駄に子供の自尊心を傷つける人達だったので
子を育てる上で、子の自尊心と自己肯定の構築には気をつけている。
なんだろうね、昭和のしょーもねー親っつーのは
親戚だの、人の集まり等で子供の失敗や、話して欲しくない事を
本人が嫌がるのに話して、がっはっはっはっはーしちゃうんだ。
おまけに子供が怒ったり不貞腐れると激キレするようコンボ仕様。
自分と子供の線引きが曖昧というか、個人として捉えてないというか。
他者として越えていけない一線を酒の一興で越えといて、
その行為に対する抗議を自分への反乱として捉える理性の無さよ。
ほんと今思い出してもフレッシュな気持ちでムカムカする。
そういう、しょーもない文化がアメリカ人の主人には無い。
むしろ私より過敏に子のプライベートな事を順守する傾向がある。
子供であろうと一個人ですからね。個人と個人の集合体の家族。
個人主義の徹底具合が自分は合っている。
このまま自己肯定の化け物みたく育って欲しい。
自分の事に集中して、どーでも良い事なんかに惑わされない。
何だかんだ言って自己肯定高い人って状況は何であれ幸福。
親として子の幸福を願うのは当然だし実現させたい。
我儘を言って乗ったカルーセルも何かコレ違うと素直に顔に出しちゃう。
空気読めない!!って嫌われるんだろうなー子。