生活をする

日々の記録

オランダの可能性

 

ゴールデンウィークという事で、家族&親戚で食事に行く事になった。

飲みたい母を車に乗せた道中に母が突飛な話をしだした。

どうやら彼女の飲み仲間だか何だかがオランダに移住するらしい。

しきりに彼女は、出島のオランダ商人の約束が現代でも生きてる!と言う。

もの凄い困惑しか沸かないが、出島のオランダ商人のお陰で日本人は

今でもオランダでのビザ取得が簡単で移住が簡単だとの事。

 

食事を終えて家に帰り、オランダ移住の要件を自分で調べてみると

おぉぉぉぉぉ、これはアリだ!となった。

 

1. 起業家ビザの取得が簡単

以前は日本人というだけで労働許可書無しでも働けたらしーが、

やっぱソレは無し!となり、様々な制限が出来たよう。

だが、それでも全然簡単。ちょーーー簡単。

ヨーロッパ基本的にビザの取得が何処の国も厳しいので

4500EURの支度金でビサ取得が出来るので有れば大変アリ!

詳しくは↓。

orandanow.com

主人がアメリカ国籍なので、色々とネックはあるが、

何とか司法試験に合格してもらい知的労働者ビサ的なもんを

自力でとれるよーにして頂きたい。最悪、私の扶養ビサだな・・・(濃厚)

 

2. 英語が通じる

もちろん、おいおいオランダ語を取得していかないと

生活に支障がきたす事になっていくのだうけど、取り合えずイケそう!

仕事をする面においても、英語の職場環境ある様子。

オランダ語の言語グループが英語とスペイン語と同じなので

私はともかく、主人なんとかなんじゃないの?という甘い見通し。

 

3. 教育システムの充実

最近ちょいちょい話題になってるイエナプラン。

(わかりやすい所で、縦割り保育が齧ってるのかな?)

ほとんどの小学校でイエナプランが実践されてる様子。

モンテッソーリもシュタイナーも取り入れて、良いもんは

なんでもチャンポンで組み込んでくよぉ~!がオランダ式らしい。

学校によって大分違うらしーが、現地語と英語の半々のバイリンガル校など

選択肢も広い。私立校は基本宗教ベースらしく、公立校は無宗教

公立校で、積極的な初等教育取り入れているとか、まさに理想的!

日本での進学も、アメリカでの進学も何が良いのがわからん!と

なっている我が家には移住へ向けて大変前向きになれる最大要項。

主人もイエナプランのメソッドに、おぉぉ!これは良い!と

珍しくケチも文句も無かった。

基本的に子供の自主性と、知的探求を教師がサポートする形が

主人の心に響いたようだ。さすが、集団行動できない野郎の発想だ。

 

4. 健康保険が日本より

アメリカ移住の最大の心配要項、それは健康保険。

勤める会社にもよるんだろーけど、やっぱアメリカの医療体系は狂ってる。

一方、オランダ。18歳以下は医療費無料だし、保険料は自分で選んだ

民間の保険会社に払うのだが保険料は日本と同じくらい。

そして3割負担。ホームドクター制なので日本のように直で専門医に行けぬし、

基本的に大きな病気じゃなきゃ自分で対処しろよ!的な様子だけど、

アメリカと比べれば死ぬ心配なさそうで許容範囲。

 

5. 住宅価格

自分達がLAエリアでの生活を希望してるせいもあるが、

もはや誰が買えるんだ?という位にLAエリアの住宅価格はやばい。

月のモゲージ$3,000(ダウンペイメントの状況によると思うが)で

$700,000くらい出さないと良い感じの家は皆無な状況。

アムステルダム周辺の住宅情報を見てると500,000EURほどで4BDRの

まーそれはモダンな家がゴロゴロしている。

350,000EURもだせば3BDRの標準な家。これなら買える!!気持ちも萎えない!

日本円に換算したら同じ位の住宅価格なのかもしれないけど

収入がEURであるなら上記の価格はいけるんじゃないか?という見通し。

全ては主人にかかってる!なんか良い仕事に就いておくれ。

webディベロップの平均収入をみたら現職より劣る収入額なので

外国人ともなると更に収入は期待できぬ。

 

6. 主人がなにより乗り気

今まで色々な国を打診してきたが、毎回なんかケチをつけやがる。

(本人いわく、物事は多角的に見ねばならんそーや)

だが、このオランダ計画。ものすごい、主人が最初からノリノリ。

なんで今まで発想も無かったんだ!だそうです。

こんな風に乗り気な主人ってあんまり無い事なので良い方向に行きそうな・・・

 

シンガポールより西に行った事がない上に(主人はタイが最西)

今まで一度もヨーロッパに住んでみようと思った事もないけど

子の事を考えるとオランダかなり良い。

ただ、子が就学に満たないレベルと判断されると大学に行けないという・・・

ま、そんときは帰国子女枠で適当な日本の大学でも行ったら良い。

大学行かなくても良いけど、せっかく楽しくやれる学生時間をしないのもね。

 

どーなるかカナリ未定だけど、アイデアの一つしてオランダ急上昇。

天気が悪いとか、寒いとかの難点はあるし、他にも色々問題ありそう。

あとラティーノ&アジアンカップルの待遇がどんなんかも未知数。

可能であればLAに戻りたいけど、前向きに検討リストに入れました。