生活をする

日々の記録

自立が際立つ

 

実母の雑な育児のお陰で我々姉妹は自立心が養われた。

自分で何とかしなきゃ、何ともならぬが身についている。

母はほんとに自分を制して子供に時間を費やす等の事が

出来ぬ人なので、幼少の頃から自分で何とかするが基本だった。

父は子育ては女の仕事と言わんばかりに基本ノータッチ。

ま・・・でも躾と称して私にとってはウザい事は連発してたな。

面倒な子育てはせぬが、意に添わぬ事をする子を叱り付けるby気分な。

 

遊んで貰った記憶も特に無く(それは父にしかり)

おもちゃも本もあんだから、自分達で遊びな、大人は忙しい!

と、当時はバキバキの専業主婦だった癖に一丁前な事をホザイく母。

休日にしろ、旅行にしろ、基本的に自分達の都合優先。

子供を主体に物事を考えるという発想が皆無の夫婦。

何故この人たちは子供なんか二人も持とうと思ったのか謎すぎるな・・・と

我が親ながら背筋が薄ら寒くなる程に子供への配慮が無い人々だった。

別に虐待されたワケでも冷遇されていたワケでもないが、

やはり世間の暖かな家庭と比べると、欠陥家族としか言えぬ形態。

若い時は、素敵な家族で育つ事が出来なかった自分など

まだ見ぬ子に素敵な家族経験を提供できない、自分は子を持つべきではない!と

糞面倒臭い事を考えていたが、中年に差し掛かり様々な感性が鈍くなって以降

子を持ってみたら、今まで自分の事優先だったのだから今は赤子の不条理に

付き合ってやろうじゃないか(白目)で何とか乗り切れている。

 

別に両親に恨みなど無いが、自分は丁寧な子育てをしようと

子を出来る限り手をかけてお世話をしている。

そして妹は母の育児論を上手に取り入れている。

母まで雑かつ放置ではないが、なかなかの自立を促すスタイル。

新生児の頃から無暗に抱っこもしないし、添い寝もしない。

確かに勝手に良く寝ていた、妹子①&②。

子は寝る時は未だに添い乳。ベッドルームで一人で寝かせていると

暫くして大泣きで起き出し、一人は嫌だぁ~的な感じになる。

食事にしろ妹子達は自分でモリモリ食事をする。

子は一時間程かけて、両親の我々が促し励まし、そして手助けをし2/3程しか食べぬ。

食事中にテレビを見せたくないが、ないと食べないので幼児番組を見せ

自分で食べたい時はフォークに食べ物を乗せスタンバイ、

そしてご自分でお食べになる。食べさせようとする怒るのだ。

そのうち口に運んでやらないと食べないので、せっせと食べさせる。

食後のフルーツ等も、皮可食であろうと嫌がるので葡萄を一つずつ向いてやる。

ある程度食べると、味は味わいたいが腹は一杯なので

ローマ貴族の用に味わって吐き出す蛮行・・・

「あんたは無職とサラリーマンの息子で、ローマ貴族じゃない!!」と、

さすがにローマンが始まったら泣こうが食べ物は取り上げる事にしている。

子は遊ぶ時に両親に見せつけるスタイルなので、一緒にいてやらないと

大変機嫌を損ねる。一人遊びしたいが見守りを要求するのだ。

その点、妹子達は勝手気ままに人の事などお構いなしに一人遊びを満喫。

見つめていなくても、ぎゃーぎゃー抗議はしない。

※妹子達は別の方向性でかなり五月蠅い。

妹子達の自立具合が既に際立つ。ほんと子は赤ちゃんのまんまだ。

 

うーーーん、なんか子の育て方を間違っている気がしてきた。

子のスポイル具合・・・良くない。

やはり子の為にも必要以上に手を掛けるもの問題だな。

愛されている実感を子に与えたいダケなのだが、過ぎるお世話は子をダメにする。

大人二人が子に仕える日々も、そろそろ方向転換せねば。

母とは違う方法で子に自立心を養わせる方法を見つけねば。