生活をする

日々の記録

何言ってんだ、このババア?

初産という事もあり、無痛分娩の選択もできたが

好奇心で通常分娩にした。

 

「どんな痛いか一回位は体験してみたいわぁ~」

このアホな選択に本陣痛がやってきて5分で後悔。

あんな痛い経験をする必要は一切ない。

もう一度言いたい、あの激痛を無効化できるのに

しないのは馬鹿か気狂いだ。

日本の産科はもっと積極的に無痛分娩を行使すべき。

無痛分娩が普及してないから出生率も下がってる一因だと思う。

 

さすが合理の国、西洋諸国。

なぜ西洋の皆さんが初産であろーと無痛分娩にするのか

骨の髄まで理解できた。

あんなどーにもこーにもならん痛さと共に

子供を産むのに集中するなんて不可能。

痛みで何も考えられない。

 

いや、考えてはいた。

激痛による意識混濁により、

私は何かの嫌疑で捕まった捕虜。

この拷問に耐え、祖国の為に頑張ろう・・・・うぐぐぐぐぐ

 

私は捕虜ではない。ただの妊婦だ。

特別な政治理念も無ければ、秘密結社に属してる訳でもない。

主人もラティーノなのにアラビック風貌で

テロリストに間違われがちだが完全にノンポリ野郎だ。

 

陣痛の激痛はマジで何の意味もない。

訳のわからない事を考えるのと、

二度と子なんか産むもんかと思うだけだ。

あんな痛みはマジで必要ない。

何なんだ、無痛分娩を普及させない日本医学会マジで糞。

お前ら全員布団で死ねると思うなよ・・・・

仮に邪魔してる奴らいるなら、そいつら全員のケツに

がんがん尖った何か飛び出たスイカ大の物質が出そうで出ない

悪夢のような時間が訪れろ・・・

呪いの気持ちが止まらない程に激痛なのだ。

 

マジで参ってる私の真横にいた主人は、

「ほんと二人目は何があっても無痛分娩にしなきゃダメだ。

こんな意味のない激痛を君がまたするのは僕は耐えられない。

え?なに?好奇心で通常分娩にした?!君は馬鹿か!!!」

基本、私のする事に肯定的な主人が声を荒げてしまった。

そりゃそーだ、だって産院選んだ理由として無痛分娩可なんだってぇ~

と説明していたのだ、彼に。

それなのに、無痛分娩にしていないから混乱していたのだろう。

好奇心で通常分娩とか前もって彼に言ってしまったら最後、

合理の権化の気がある主人と精神摩耗の長い話し合いになるので

面倒なので伝えてなかったのだ。

己の好奇心でここまで自分を呪ったのは出産が初めてだ。

 

前置きが長くなったが、いろいろあって短時間で出産。

そして二時間は分娩台に寝てろとの事。暇だ・・・

部屋に帰って何か食いたいのに。

立ち合いの助産師さんに「頑張ったねぇ~」と言われ、

「いやぁ~、もう二度と通常分娩ごめんっす。絶対次回は無痛にしますわ」

と言ったら、

「う~ん、どーせ麻酔まにあわない事が多いから、通常の方が良いよ~

麻酔が効かないウチにどんどんお産進んでいくからね~」

 

はぁ????????

何言ってんだ、このババア?

まにあわせろよ!まにあわないじゃねーよ。

 

色々と世話になった助産師さんに牙向く訳にはいかないので

インナー狂犬をひっこめたが、非常に気になる発言だ。

これは、たまたま彼女だけの考えなのか、

日本の出産業界全ての体質なのか

何なんだ!

ここまで無痛分娩が先進国の癖に普及してないのは

彼女みたいなワケのわからんババアのせいに違いない。

さては姑気質で私は「痛い思いしたのに、なんなのあんたは!」なのか・・・

すごく優しく良い助産師さんだったが、一気に憎悪の対象へ昇格。

謎すぎる。

主人もマッドカントリージャパンだ・・・とご立腹の様子だ。

 

無痛分娩で産ませてくれよ。

もういいよ、あんなの。

万が一にでも第二子出産の運びとなったら

無痛分娩に特化した病院で産もう。

ご飯がまずくても、病室が汚くても、医者が感じ悪くても

とにかく無痛分娩を完璧に遂行する産院にて出産をしよう。

 

二度とごめんだ!くそ陣痛め!!!