生活をする

日々の記録

吐き出さずにはおれぬヘドロ

 

中年に差し掛かって以降PMSが酷くなっている。

更年期へのステップを踏んでいるな・・・と実感せずにはいられない。

なんせ若い時は、パッと来て、パッとさっていく爽やかなヤツだった。

一般的に上げられる体の不調など無く、メンタル的にも他の事で大忙しなので

月のモノでやられてる場合では無かった。

ところが30代に入り、中盤を過ぎ、後半に入ってる今、物凄い情緒が乱れる。

なんというか、無理性の化け物の様に腹に溜まった感情のヘドロを

主人に向けて無差別攻撃をせずにはいられないのだ。

 

主人への諸々の不満が大爆発するPMS

優しさとひょうきんさだけで出来ていると言っても過言ではない害のない男なのだが

こと結婚・共同生活・父・配偶者として見た時には足りない事が多い。

むしろ、足りない事しかない・・・・結婚って難しいね。

付き合う分には問題の無い相手であっても、

家族運営には足りない所が多すぎで、きぃきぃ言わずにはいられない。

普段は「アイツに言ったところで・・・」と理解と諦めによって処理している

感情がPMS時には一切受け付けられない。

むしろ、なんでアイツの至らなさを受け入れ生活せねばならぬだ!と、

己の至らない部分など無視し(冷静に判断すれば私の方が色々とダメ)

自分サイドの了見のみで不平等さを嘆き妄信的な怒りを彼にぶつけている。

 

収入の8割を私が担い、家庭運営の8割を主人がしている。

さして私と変わらぬ収入で男というダケで大きな顔をされるより、

私を崇め立て祭り愛して大事にしてくれる人間としか結婚できぬな・・・

そもそもで家事したくないしと、ヒモ主人と結婚したものの

やはり、物思う所はある。

やれる事をやれる人がやれば良いという理論。

わかるんですよ、実践してますし、ただね!!!

頭では理解できるが、呑気な主人に沸々と込み上がるヘドロ。

なんせ呑気なのだ。危機感とか本人は感じているのかもしれないが

一切見受けられない。もうなんか余裕しゃくしゃくで日本楽しんでる。

まぁ確かに私の収入だけで十分だし、大きな贅沢しなけりゃ何も問題もない。

正直、同僚たちは同じような給料で専業主婦の妻と子供二人程を抱え

家を建て家庭運営をしているのだから経済状態は悪くないのだ。

加えて主人に小遣いをせびられたり、浪費されたり、暴力ふるわれたりなど一切ない。

なんと物欲の無い奴なんだ!と驚きしか生まれぬが、それゆえに呑気。

働き盛りの年齢で、それで良いのかお前?とステレオタイプな思いが止まらぬ。

母は私の向上心の無さに嘆いていたが、その向上心のない私が主人の呑気さに

おいおい、お前博士号まで取ってヒモで良いのか?とヘドロ上昇。

  

自分の事を理性的な人間だとは少しも思わないが、

物の道理がわからない程に無茶無茶な思考回路もしていない。

頭じゃわかっているが、感情で許せぬ!という事は主人には多い。

あの黒目がちな大きな眼の闇に吸い込まれるように私の感情論は飲まれていく。

そして理路整然といかに私が理不尽かつ無理解な行動をしているのかと

淡々と説明しだすのだ。

 

そんな事したら、怒りのマグマに燃料ぶっこむダケなのに・・・

そして、お前が言うな!と、毎度同じ〆となる。

このヘドロはお前起因なのだし、私も悪いが7割は主人の諸々の事だ。

 

このPMSヘドロ大放出祭を、怒りの余り子の前でやってしまい、

子が物凄い不安定となった。癇癪・夜泣き・過剰な小食。

喧嘩をしても、直ぐに夫婦仲は戻るが、子は変調をきたしたまんまだった。

  

なんたる不覚。ほんと死にたくなるとはこの事だ。

何でも都合よく忘れるオバサン脳もこればっかりは無理だった。

ババアのPMSと、無職の呑気野郎の無神経さによる喧嘩によって

我が子が変調をきたす。ババア、久しぶりに落ち込んだ。

我々夫婦は自分達が得れなった幸福な子供時代を子に与えたい。

別に特別不幸な子供だったわけではないが、望んだモノではなかった。

夫の両親も、私の両親も子供の事より自分を優先する人たちだった。

特に我が両親など両者引かないので家庭内ので不協和音が大音量だった。

自分の事ばかりの両親にウンザリし呪詛を吐いていた自分が

我が子にウンザリされたら、想像するダケで吐きそうだ。

 

PMSのせいなのか、呑気&無神経さのせいなのか・・・・

とにかく、あんな風に子がなってしまうなら

ヘドロくらいグッと飲みまくってやろうじゃないか。

とはいえ、やはりヘドロで腹を壊すのも嫌なので

子がいない隙を狙って主人への吐き出しは続行しよう。

なんせ起因は主人だ!私は主人ほど寛容じゃない!