ムスイ
近所のスーパーでビアチキンなる手羽元が売っているのだが
仕事帰りに寄る時間には大概ないという不幸。
絶対にビールなんかで調理してないし、そもそもビアチキンは
丸鳥一羽のケツにビール缶ぶっさして作る料理なのに何故手羽元のみ・・・
グタグタ言ってはみるものの、お肉は柔らかくジューシー。
軟骨も良い感じのコリコリ感で、主人と取り合いになる程に美味しい。
ビアチキン量産して「もういらない!」って程に食べたい!
いかにもデブが考えそうな発想のなかビアチキン計画が始動した。
レシピなど知らない、ただの感のみで調理になる。
あの柔らかさは低温で長時間調理に違いない・・・ってのはわかるが
我が家にはオーブンが無いのだ。この時点で計画とん挫。
だが、食い意地が異常な為、執念でローストチキンをオーブン無しで
調理できる情報を発見。お高い鍋を使用する事でじっくりコトコトと
少量の水でローストチキンが出来るとの事。
運が良い事に結婚祝いで頂いた未使用ルクルーゼ(3年もの)がある。
今こそ、この未使用ルクルーゼの封を切るときが来た!!と調理開始。
1、手羽元に塩・ニンニク・胡椒・お好みで各種ハーブを揉みこみ放置半日。
※わりかし塩は多めに。うわーしょっぱいそーー位で丁度良い。
2、油で表面だけ焼く。わりかしカリカリめ
3、ルクルゼにチキンを入れ、下に野菜を念のため入れる。
※糖度の高い野菜は焦げを誘発するので、セロリとかそういう野菜
4、1cm-2cmほどになるくらい水を入れる。
5、一度中火くらいで水が沸騰する位まで温度を上げ、その後弱火で放置。
あんまり蓋をとって中の蒸気を逃すと良くないが、水がなくなって空焚きすると
ホーロー鍋は割れるので、たまにチェック。グツグツ音と蒸気の漏れがない位の
弱火で1時間~1時間半炊く。
以上で出来上がり。おいしぃ~偽ビアチキンが出来上がり。
食べる直前にベイクしてカリカリさせると尚美味い。
鍋に残った水分が鳥油のようになってるので水を足してスープに!
軟骨祭りだ。子も野人のように手羽元をかぶりつく。
もっと量産したい、このルクルゼでは小さすぎる!!!
デブの欲望は無限大。そして何故かオーブンを買う発想にならない不思議。
大きいサイズのルクルゼや、ストゥブ、バーミキュラ。
はてはダッチオーブンと色々と検討を重ねる。
ホーロー鍋は割れる可能性あるし、つーかもういらん。無水鍋が欲しいな。
そうなるとストゥブorダッチオーブン。
ストゥブ高いし重いな・・・ダッチオーブン育てる???面倒くせーーー
ん???アルミのダッチオーブンは手間いらず!と発見。
そこから派生して調べていくうちに無水鍋を発見。
国産鍋!60年の歴史を誇るアルミ一体成型鍋。
アルミだからお手入れ簡単、焦げても金タワシでゴリゴリ洗浄OK。
しかも蓋で調理も出来るとは。なにより、安い!!!
読めば読むほどに夢の鍋。
煮る・炊く・蒸す・焼く・揚げる なんでも来い!感。
有元葉子先生が絶賛してる時点で絶大なる信頼感が生まれる。
ポチリ、速攻で購入。
使用後の感想としては、思った通りに素敵鍋!
まだビアチキンとポッサムくらいしか作ってないけど
兎に角、肉が柔らかジューシーで仕上がる。
写真とかあれば良いのだが、出来た瞬間に野人が如く
貪り食べているので写真がない・・・・食い意地。
ほんと小さい火でコトコトと放置。そして凝縮されてスープ種が
とれるのでスープも出来てなんかお得感。
圧力鍋より扱いが素人でも上手に仕上がるんじゃないかと。
※圧力鍋は怖くて使えない。子供の頃に親に爆発するから寄るな!洗脳の末。
パンも焼けるそうだし、蓋ですき焼きも出来る。
夢広がるわぁ~じゅるじゅる。
大事に使って死ぬ時には骨壺替わりにしてもらおうかな。
とりあえず、無水鍋に夢中。こんど結婚する友達にも送りつけよう。
ムスイインフルエンサーとして精進したい。