どうかと思った日曜日
子が保育園に復帰するので、新しい靴を買いにアウトレットに行った。
当然の如く、ゆっくり買い物など子と共に出来るワケがないので
とりあえずの目星を付けに単独行動、主人と子はプレイグランドで待機。
何件か回り目星をつけサイズ確認、子に履かせて購入する為、
子と主人を迎えに行った。
プレイグランドに着き子と主人に手を振ると駆け寄る子。
可愛い、ほんと子は可愛い。私に気付き満面の笑顔で走る様は
「あーーーーー面倒臭かった妊娠期間も、面倒な子のお世話も多少は帳消し!」と
悦に入って足に絡みつく子をハグした。
そうしてるウチに騒がしい声が耳に入ってきた。
「やめさない!危ないから、ほら!」と、
アクセントのある日本語で子を注意する外国人母。
そして、注意を受けた子供の投げた紙飛行機が、子供を抱える男性に当たった。
その瞬間にその男性は、
「やめろつってんだろ!!!あぶねぇーだろ!!!●△■#$!!!」
と、とても大人が小学校に上がる前の子供に向けるべきではない口調で
パブリックで怒鳴り倒した。
ないわぁ~
当然の如く、怒鳴った男性に外国人母(おそらく中国の人。アクセントがチャイナ圏だった)は
「すぐに謝った子供に、そんな言い方する大人はおかしい!!!」
大正論・・・
怒鳴りたくなる気持ちもわかる。
おそらく、その子供はずっとワンパクだったハズだ。
外国人母の呼びかけ時にチラッと見たダケでもワンパク感はあった。
彼の子供に紙飛行機があたったのかもしれない。
状況を終始見たワケではないので
ジャッジできないけど、それでもあんな感情的に他人の子を
パブリックで怒鳴ってはダメだ。
何か言うべき事があるなら、親に言うべき。
弱者である子供にあんな恫喝に近い物言いで、
大きな声で怒鳴るとか、理由はなんであれ無い。
自分の子供だって、その怒鳴る様を目にするのとか考えないんかい?
その男性にも問題大ありだが、彼を止めるような事をしない他の父親たちも無いわぁ~
これだから日本は!みたいな、面倒くさい女の挨拶のような事は言いたくないが
本当に日本社会は子供への寛容さだったり、大人が子供を守るような風潮がない。
中国や韓国にしろ、フィリピンにタイなど他のアジアの国って子供にメチャ甘いイメージ。
それは家族内の子供にも、よその子にも社会が子供を大事にしているイメージ。
他の国は知らぬが、これがアメリカだったら兎に角誰か男性が怒鳴った男性を止めに入る。
子供や女性を助け守るという、男たるもの!みたいな教育は日本では考えられない程にされている。
当然、男親が息子へ一子相伝ではないけど、子供や女性への心持を教育する。
行き過ぎた「男たるもの精神」が、我が子をレイプした犯人を殺しても無罪!in テキサスみたくなるが
それでも、やっぱこういう精神性ってカナリ日本人男性は欠落しているな・・・と客観的に見て思う。
子供を産み育ててるワケだが、社会全体で育てる風潮が本当に日本無いなぁ~って肌身で感じる。
自分も独身の頃は、子供のいない所しか行きたく無いと極力関わらないようしていたので
子供という存在の影の部分(主に五月蠅い&いらん事しかしない)を許容できるバックグランドが我々ないんでしょうな。
怒鳴った時点で「こいつ無いわぁ~」と思っていた所、さらにその男性は
「あんた達とは国民性が違うんだよ!」と、追加発言。
そうだね・・・国民性が違うね・・・
どういう意味合いで彼が言ったのか知らぬが、
「子供に寛容でない」という、本来社会全体で守るべき存在を寛容にできない
日本社会の暗部を彼は己で声高に叫んでいた。
外国人母、さすがだよ。怯む事無く言い返し。
「こんなの間違ってる!すぐに謝ったよ!子供に怒鳴るな!」
全て正論。
もうこんな所にいられない!!!と子供たちを連れて男性に言い返しながら去っていった。
こういう現場に出くわした時に自分はどうすれば良いのか、また分からなくなった。
あんな様子のヤバめな男性と関わりたくないのが本音。
そして主人は完全に状況が掴めていない。
何か揉めてる!!!何なの!!!と
状況確認の質問を投げかけてくるばかり・・・いい加減日本語憶えろよ・・・
後に主人に全貌を伝えた所、
「怒鳴った男も、誰も止めない日本の男も無いわぁ~~~」だそうです。
じゃぁ子があんな風に怒鳴れたらどうする?日本で?と聞くと、
「怒鳴った男を押す!言葉がわからなくても押したらヤメロ感は伝わる!」との事。
いや、揉めない?押したりしたらさ??下手したら警察きちゃわない?
「大丈夫!クレジットの特典で弁護士雇えるから。そん時は速攻弁護士雇ってね☆彡」
安心して良いのか、良くないのかわからない返答をされた。
やっぱ主人はアテにならない・・・