生活をする

日々の記録

子供がいるヤツだいたい友達現象

基本的に会社は働きに行く場所であって、

人間関係を必要以上に深める必要はないと判断している。

勤続10年近いが、休日に同僚と外で会うなどいう行為は

過去数回しかしたことがない。

 

一方で、同僚たちはカナリ密な関係だったりする。

業務内容が趣味に直結するような業種なので普通の流れなのだろうが、

業務≠趣味の自分にとってはまったく休日に会う必要などないのだ。

 

当然の結果として、会社内が和気あいあいである。

大いに結構である。殺伐とした空気よりもホッコリな空気感の方が良い。

 

しかしだ、ココに来て急激な変化が訪れたのだ。

 

今までは、業務≠趣味という枠で全くサークルの中に流れは無かったのに、

何故か子供が出来たというダケで別サークルへの引力が働きだしている。

社内の子育てサークルだ。

同じ年代の人々が多い会社なので、子育て世代が沢山いる。

自分が過敏な反応をしているのだろうが、どーにもこーにも嫌なのだ。

 

人は「母親」という括りだけで、

無条件に友好的な関係が発生すると思っているのか不思議で仕方がない。

今まで碌に口もきいた事もない社員からのベビーバスのオファーや

何でも必要なモノがあれば聞いてね的なオファー多数、

昨年子供が生まれ急に父である自分に酔ってるフシがある社員からの

体をいたわる言葉+赤ん坊の経過報告要求など、それは不思議な現象が起きている。

子育て終了世代からは金言のようなお言葉も頂く(これは普通に有難く頂く)

 

私個人は以前と何も変わっていない。

ただ、赤ん坊という別の個人が誕生するダケなのに

まーどういう訳か私個人の変化を含まれる関係性へのオファーが多いこと。

 

こういう慶事にネガティブなリスポンスは己にとって非常に不利益なので

心の中では「ほっといてくれ」と憎悪の如く気持ちが揺れども、

笑顔で当たり障りのないアンサーを繰り返す日々。

兎に角、良かれと思って赤ん坊グッツの貸出オファーをしてくれているのだが

本当に止めて欲しい。皆が喜ぶと思ったら大間違いである。

借りてしまったら最後、サークルメンバー確定である。(被害妄想)

兎に角、会社内の子育てサークルに入りたくないのだ。

プレイデートなんて想像するダケでも身の毛が立つような狂事だ。

 

マジで断るのがストレス過ぎる。絶対に自分は借りない。

同僚というダケの得体の知れない家庭から経過の見えない物品を

初子に使う程、私は肝っ玉母ではないのだ。

あと、デザインとかへの拘りが少なからずともある。

 

会社に子供見せに来てね★とのたまう社員達もいるがお断りである。

私は会社に子供を連れて、時間も空気も読まずに訪れたアホ女達を

心の底から軽蔑してきた過去がある。

百歩譲って、「見せてね」と言った連中の部署に連れて行くダケなら許そう。

何故か連中は社内をツアーするのである。

茶菓子の一つも持参せず、何を能天気にアホ面したガキ見せに来てんだと

黒い感情しか湧かない。

 

当時、結婚願望も子供が欲しいという感情もない自分だったが、

連中のドヤ顔にウンザリした気持ちでいっぱいだった記憶がある。

なんの感情からのドヤ顔なのか知らないが、

お前みたいなモンにドヤ顔される憶えはない・・・

 

少なくとも自分は、過去の自分に土下座する様な行為はしたくない。

そして、子育てサークルもご免である。

孤高の子育てで我が子が苦しむ日が来るかもしれないが、

母の周りの大人たちに揉まれて、深みのある人間になっておくれ。

母は子供も「母親」という人種も大嫌いなのだ。